校長メッセージ その3
「高校生の声」の第2回は、大分市に住む女子高校生の「声」です。
(表現を若干変えています。)
『一つの言葉で』 大分市 M野 S奈(18歳)
「『人生は究極的には、自分への挑戦。ハードルが高ければ高いほど、やりがいがあると信じ、どんな時も前を向く。』
@ この言葉は宇宙飛行士の若田光一さんの言葉です。私は今まで、この言葉に元気をもらい、勇気をもらい、希望をもらい、自信をもらって、不安になった時に救われてきました。
@ 私がこの言葉を知ったのは、今から3年前の中学3年生で、受験を控えていた時です、私の夢は歯科衛生士になることで、志望高校の選択と受験勉強の大変さに大きな不安を抱えて毎日を過ごしていました。その時、若田さんの言葉を知り、若田さんが全てのことを前向きに捉えていることにとても感動を覚えました。特に、『ハードルが高ければ高いほど、やりがいがあると信じ、どんな時も前を向く。』このフレーズに大きな勇気をもらったのです。宇宙飛行士という、私たちには想像できない大変な仕事を、どんな大変な状況でも前向きに取り組む若田さんの言葉があるから、私は高校受験を乗り越え、今 こうやって将来の夢に向けて勉強ができているのです。言葉には、人の心を動かすことができる計り知れないほどの力があります。簡単に人を 傷つけることもできます。しかし、言葉は希望を与えてくれる大切なものです。そして、私はこれから先も若田さんの言葉を胸にいろいろなことに挑戦し続けていきたいと思っています。』
@ 皆さん、いかがですか?「人生は究極的には、自分への挑戦。」きっと、そうなのでしょうね。たった1回の自分の毎日、自分の人生をどう使うかは、本当に自分の自由です。自分が目指す目標がとても高ければ、最初からあきらめるのも選択肢の一つだし、期限や回数を決めて頑張ってみることも選択肢の一つ、絶対にあきらめずに挑戦し続けることも選択肢です。必死に頑張って自分の夢を実現できた時は、きっと自分自身に誇りと自信をもつことができるのだと思います。
@ 私は今年で64歳になりますが、高稜高校のみんなの若さとエネルギーに負けないよう「どんな時も前を向いて」みんなと共に前を見つめて、一歩一歩進んでいきたいと思っています。